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2005-2006年度のブロードウエイ・シーズンで話題の作品「The Jersey Boys(ジャージー・ボーイズ)」を観る。この作品は、マンハッタンからハドソン川を隔てたニュージャージー州出身のフォーシーズンズという一世を風靡した音楽グループの話しである。4人のメンバーがいかに知り会い、ヒット曲を作り、また分裂し、現在何をしているかをたくさんの彼らの曲をちりばめて進行する。このミュージカルで歌われるほとんどの曲に馴染みがあった。この作品の成功は、フォーシーズンズの歌が良いこと(役者達はもちろん歌がうまい)、ストーリー、テンポの良い演出、役者の演技などを観ればよくわかる。ストーリーは事実に即していて、グループのメンバーの個性を深く掘り下げたことでヒット曲だけにもたれた陳腐な作品に終わらず、人間ドラマを作り上げた。笑いあり、ぐっと胸に来ることもある。作品には人間、家族、友情に関するメッセージがしっかりと彫り込まれている。観客はヒット曲を出演者とともに歌い、体を揺すった。曲が終わる度に大きな歓声が劇場内に響いた。舞台と客席が一体となったことを感じた。またジョー・ペッシーがこのブループに絡んでいるということがわかることも面白い。必見の作品。
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誰もが知っている名曲「シェリー」、「君の瞳に恋してる」など34曲の大ヒット曲がてんこ盛り。ブロードウェイデビューとなったフランキー・バリー役のジョン・ヤングが歌う透き通った裏声と抜群の歌唱力は絶品。また、顔をしかめて唄う彼のものまねは、まるで本物と錯覚してしまうほどの名演技。
リードボーカルのフランキー・バリ役を演じるジョン・ヤングは、バリと同じような境遇に育った俳優で、実質的にブロードウェイ初デビューだが、見事な歌唱力を披露し、新鮮な才能を感じさせるのでございます。
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このところ、プレスリーやジョン・レノン、ビーチ・ボーイズなどのヒット曲をつなぎ合わせてストーリーを組み立てる、いわゆるジュークボックス・ミュージカルが立て続けに失敗してきた中で、この舞台はひと味違う。フォー・シーズンズの伝記ではあるが、このグループを再現して、彼らに思う存分歌わせることに力点が置かれる。だから、ドラマの部分が他愛なくとも、観客にとっては大した問題ではない。このポップグループが目の前によみがえったかのように錯覚して、懐かしいヒット曲を楽しむ。ベビーブーム世代の観客、特に女性が、「シェリー」や「君の瞳に恋してる」など、曲に合わせて、一緒に歌い、踊り出しました。
ザ・フォーシーズンズの伝記をドラマティックに描いたリック・エリスの脚本と、テンポ良いデス・マカナフ演出でロングラン(無期限の長期公演)が約束された本作。短命に終わったエルビス・プレスリーやビーチ・ボーイズ、そしてジョン・レノンのミュージカルを尻目に、この作品に神様が微笑んだようでございます。
4/26日午後14時30分公演でしたが、その前からこの行列でございます。私は待つのが嫌いなので
隣のカフェ・バーで食事をしました。
★2006年2月27日-3月5日の週のブロードウエイ・ミュージカルの観客動員率
新作のパジャマ・ゲームが完売。カラー・パープルも健闘
観客動員率
アベニューQ 87.5%、美女と野獣 87.8%、シカゴ 71.3%、ペテン師とサギ師 70.3%、ヘアスプレイ 84.3%、ジャージー・ボーイズ 94.7%、マンマミア 89.7%、レント 77%、リング・オブ・ファイヤー 54.7%、スパマロット 95%、スウィニー・トッド 70.4%、スウィート・チャリティ 80.4%、スペリング・ビー87%、カラー・パープル 86.9%、ザ・ライト・イン・ザ・ピアッツァ 60%、ライオンキング 86.3%、パジャマ・ゲーム 101.2%、オペラ座の怪人 91.1%、プロデューサーズ 61%、ウィッキド 100%
年配者・中高年の方が大変多ございました。若かりし頃の過去の昔に戻れて大変喜んで
おられました。日本の中高年の皆様もどんどん劇場に足を運びましょう。
素敵な時間を過ごすことができるのではないでしょうか。
舞台装置は、ニュージャージーの工場地帯を連想させる鉄骨の枠組を巧みに使ったデザイン。また、ポップ・アーチストのロイ・リキテンスタインのアニメーションや、バラエティTV番組の元祖“エド・サリバンショー”の映像をふんだんに取り入れ、60年代にタイムスリップしたような気分を味合わせてくれました。
ほんとに素晴らしかったでございます。私はミュージカルミュージカルしているのがあまり好きでは
ないので、この作品は構成・歌唱力・舞台照明もかなりすぐれておりました。10年以上前に
「BLACK AND BLUE」を見ましたが、それ以上の評価はあると思います。今ブロードウェイで人気
が高いのも頷けます。
ジョークを飛ばすところで観客から笑いの渦が巻き起こりました。聞き取りきれない私にとって
少し共有できない悔しさもございましたが、喧嘩別れして離れ離れの娘が死んでしまい、
悲しみを歌で表現された時、思わず涙が出てしまいました。
最後は皆さん総立ちでございます。※写真撮影は基本的に禁止でございます。
フラッシュをたかずに節度をもって撮らせていただきました。
公演が行われている場所は、肝臓ガンで逝去した代表的黒人劇作家の名前を取って改名された、オーガスト・ウィルソン劇場。若くして逝ったウィルソンの演劇への愛情を受け継いだからか、そこでの初公演として、ロングランしそうな気配十分でございます。
道路挟んで真向かいの『ヘアスプレー』も相変わらず賑わっておりました。
公演終了後、アメリカ人のご夫妻に声をかけられました。「何処から来たの?」「日本です」
ついでに写真を撮っていただきました。心温かい明るいご夫婦でございました。
今回のニューヨークはやたらと声をかけていただくことができました。英語が喋れたらなと
今回ほど悔やんだ事はございませんでした。NOBAに行こうかなーーーー。
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