今月はインド特集です。そろそろ終盤に押し詰まってきました。
ガンジス・・・いい名前です。インドの父ガンジーの名もここから
きているのでしょうか?
しかしインドではガンジスと言いません。
「ガンガー」と呼んでいるのです。
シバ神がベナレスに住まわれ、ガンジス河を創りたもうたので
ございます。
インドはバランマ・ビスヌー・シバーの3大神を崇拝し
聖なる河ガンガーにて罪を洗い流す風習が遠い遠い遥か
昔から受け継がれているのでございます。
小舟に乗り、ガンガーに入ることを試みることは計画していました。
しかし、朝のガンガーは、日本の気温と対して変わらず、
12月末の寒さは身にしみていました。

いざ、そのときがくると躊躇している臆病な私がいたのでございます。
「やっぱ、よそう。今日は寒いし、風邪引いちゃうよ」とひ弱な私に
「ナニヲイッテイルノヨ ボス ハイルトキメタデショ ハイルマデ
カエサナイヨ」と激を飛ばす旅の相方ニラジ。
インドの友ニラジは、最初 「アナタ」と私に言い、次に「ウスイサン」
そして最後は「ボス」と言う仲になっていました。
「だけどニラジ見てよ、あすこに、もろインドかぶれの日本人が唇震わせて
入ってるじゃない。俺やっぱやだよーーー」と、だだをこねる私。
「ノー」と冷たいニラジの言葉と冷たいガンジスの河。

しばらく考えているふがいない顔してるのが上の写真です。
着替えは持ってきた。パンツも気合いを入れて真っ赤なパンツを
準備してきた。
でもでもでも・・・・・帰り寒いだろうな・・・・・ともう優柔不断な私。
その時真正面に真っ赤に私を見下ろす大きな朝日の美しさが
どてっぱらに突き刺さったのでございます。
凍えるような寒さと、いてつく水の冷たさは来年も否応なしに
経験できますが、こうしてガンガーに来ることは二度とないかも
知れないのです。
「ニラジ。 入るぞ」と腹を決めた私。
「OKーーーー。 ボス」と低いトーンで言葉を返したインドの友ニラジ。
ゆっくり足元を確かめるように河に入っていきました。
これまじめな話。入ってみるとそれほど冷たくなかったのです。
「ボス ダメダメ アタマ ゼンブモグラナイト ツミハナクナラナイヨ」
と、茶化すガンジスを知り尽くすニラジ。
潜ったーーーーー。
不思議だねーーー。今度は外に出たくなくなってくる。
ガンジスと一体になった私は自然に手を合わせていたのでございます。

裸体の私の写真は出来れば載せたくありませんでしたが、
いたし方ありません。証拠写真でございます。
花束の上にロウソクの火を灯し河に流せば願いが叶うと言う
言い伝えがあり、ニラジが渡してくれました。
私は先ず娘の幸せを願いました。そして次に弊社の企業理念で
あります。お客様に必要とされる会社を目指し社員とともに物心
両面の幸せを願いました。そして次に私の健康を願ったのでございます。

河から出た後は、逆に体がポカポカしてきて、気持ちよかったのです。
不安という心配事とは骨折り損のくたびれもうけなのかもしれません。
「ボス ハダツヤヨクナッタヨ イイカオシテルヨ」とお世辞がうまくなった
ニラジと固い握手を交わしたのでした。
〜お し ま い〜

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