今日の読売朝刊に目に留まる記事があった。
今年2月。オートバイで世界一周を達成した杉野真紀子さん(34)は
89カ国目の訪問地メキシコで父勝幸さん(享年68)の訃報に接した。
悲しさをこらえきれず、現地の礼拝堂で、ただ泣き続けた。
帰国も考えたが、葬儀に間に合わないから帰らなくても良いという
姉からのメール。
そこには、夢を諦めるなという残された親族の思いもあったと思う。
小さな会社を営んでいた父がクモ膜下出血で倒れ、母の和子さんが
付きっ切りで看病した。母は決断した。娘達を自由にしてやろうと・・・
そして、バイクで世界一周に芽生えた。なぜなのかは自分でもよく
覚えていないらしい。
7月26日、ロサンゼルスに到着。ロサンゼルスの友人に愛車を譲って
単身帰国したのは8月2日。
旅先で幾度となく危険にさらされながら切り抜けることができたのも
父が守ってくれたお陰だと毎朝、父の写真に語りかける。
それが口癖になった。

男親にとって娘は永遠の恋人であり、母親にとっては宝物。
その両親の愛に包まれて、途方もない夢に挑戦した彼女に乾杯。
父親を亡くされたが、この旅はこれからの大きな財産になっていくことだろう。
私も今年の正月。見聞を広めるためインドを旅した。
カテゴリー 【インド特集 参照】
生きている間にお釈迦様の発祥の地と聖なる河ガンジスに訪れるのが
私の願いだった。
それが現実になった今。つくづく思う。これるときにこれて良かった。
私の夢は世界遺産を旅することだ。
物よりも記憶。形ある物よりも感性を磨くことに人生の意味があると
私は感じている。
真紀子さんはそのことを体験なされ、父親からそして母親から受け継いだ
物よりも記憶を自分の子供達に受け継がせていくことだろう。
素晴らしい。素敵な女性である。
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