超地域密着
マーケティングのススメ 著者 平岡智秀氏
平岡氏は、社員5名、商圏人口9,000人の小さな会社が関西一の販売数
を達成した水道設備工の職人経営者である。
今日は、その本の中から面白い箇所があったので
その文面を紹介させていただきます。

P114 〜売りに来たものは、買うな〜
昔から私の地域に「売りに来たものは、買うな」という格言が伝わっています。
斜陽期に入った商品でも、訪問販売で売られているのをよく見かけるでしょう。
訪問販売の業者に高額な商品を売りつけられる被害を何件か見るにつけ、
私は地元に伝わるこの格言がいかに大切かを実感しています。
そもそも、本当に欲しいものは探してでも買いに出かけるのではないでしょうか。
もちろん、素晴らしい商品の情報を伝えることは大切です。
しかし対面の販売では、商品のよさよりセールスマンの技術が先立って
あたかも良いように思わせることばかりが目立ちます。
言い方は悪いかもしれませんが、ついさっきまで欲しいと思わなかった
商品は、当然生きていくのにあまり関係のないもので、本当に欲しい
商品ではないのです。この格言をもっと行き届かせ、
「売りに来るものは、売りにきたから買わない、欲しくなったらそのときに
買えるところで買う」と言い切れる人を増やすことが、法外な金額を請求
する業者を減らすひとつの手段ではないかと思います。
どうか地域密着の商売人なら、お客様にこのことばを伝えてあげてください。
そもそもお客様活動を熱心に行うのには、お客様が欲しくなったときに、
買えるところは私のところですよと常にアピールする効果もあるのです。
地域密着のビジネスとは、逃げないビジネスです。
ピークを過ぎた商品を売りながら、なおかつお客様を守る考え方を
広めてください。
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